日常

日常色々と思うことを綴ります

田舎は住む場所ではない

正直今都会に出てきて4年目になったけど、もう一生田舎には帰りたくないと思う。

自分は大学を卒業後、Uターン就職してから再上京した身なので、田舎で働くことも経験している。

そのため、単に都会上げ田舎下げでないことを先に述べておく。

 

私は大学進学で上京し、就職で田舎に帰った。

なぜ東京で就職しなかったのかと言われると、そういうもんだと思っていたから。それしかない。

そもそも自分の地元には選べるほど大学がなかったので大学がたくさんある東京に一時的に行ったという感覚で、就職は地元でするものだと思っていた。

別に今の会社も色々ムカつくことあるし、変な人もたくさんいるし、賞賛できたものではないけど、私が田舎の会社でやっていたことは本当に異常だったんだなって思える。

そして、田舎に帰った2年間は人生の無駄でしかなかった。本当に後悔している。

 

まず、新人は朝早く来て、上司がいいと言うまで帰れないとか普通にある。

私は始業開始45分前に出勤したら遅いと怒られ、1時間半前に来ることを強いられた。もちろん無給だ。

今の会社は始業時間に間に合えば何もいわれない。

始業時間ギリギリに来る臨時の人が羨ましくてしょうがなかった。

 

また、未だに女性にお茶汲みをさせる。お菓子を配らせる。

そのため、女は出世できない。

無能の上司に愛想を振る舞い、お茶を汲んだり掃除をさせられたりする。

仕事上でも女の人が意見を言うとかできなかった。

一度意見を言ったら反抗的な態度とか言って評価を下げられた。

今の会社では上司にも意見を言える。

 

圧倒的に男尊女卑の考えが強い。

これに関しては、法事等で親戚が集まる際も男は酒を飲んで騒いでおり、女が台所に集まり、ひたすら動き回っている。

女の子はお酌回りをさせられる。

 

フルタイムで働いているのに家事は完全に女の仕事である。

食事を作ったり、お弁当ですら作らされる。

今の職場ではお弁当を持って来る人はいないし、家事に役割はない。できる方がやるというスタンスだ。

 

隣組制度とかいう謎の制度があり、定期的に会議をしてお金を回収されたり、寺や川の掃除が輪番で回ってくる。

ごみ出しに厳しく、人のごみを監視している。

謎の役職をつけられ、孤独老人の世話を無給でさせられる。

 

今はコロナで在宅勤務とかできているけど、昔の会社とか絶対無理だと思う。

在宅という名の自宅待機しかない。

そもそも全て紙で印鑑押さないと仕事にならないので。

 

他にも色々あるが、たまに帰ると景色とか綺麗だなとは思うが、住みたいとは思えない。

なんだかんだで最近は帰省すらしたくないと思ってしまっている。

家族のことは嫌いではないのだけれど、親ともだんだん話が合わなくなってきていると感じる。

結婚して仕事を辞めなければいけなかった友人とか、ご飯を毎回用意する母とか見ているとなんかモヤモヤして、お金をかけてまで帰省する必要ないなって思う。